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吉川 育矢

ドクターセラム株式会社 代表取締役

信頼は利益に変えず
得たものは、感謝で返したい

糸口を探し出すまで10年「諦める」ことは想像もしなかった

ドクターセラム

シルクフィブロインの製品を扱って9年になります。シルクフィブロインとの出会いは、前職から。お蚕さんが繭玉のなかで糸を作るとき、すでにシルクフィブロインの主成分となるたんぱく質がお腹のなかで生成されています。それと同レベルのたんぱく質を作り出そうと、この会社を立ち上げました。「お腹のなかのたんぱく質」を取り出す技術は、みりんやお酒を造る釜を使用するので、少量では作れません。しかも、1回に3トン、5トンという量で挑戦するので、当然金額も大きく「うちではもうできない」と失敗するたびに断られました。しかし私は諦めきれず、お蚕さんと同じ技術を持つ釜を探し、ようやく現在のパートナー企業にめぐり合いました。代表は、たくさんの失敗を重ねてきた私の話を聞いて、「僕はシルクで卒業論文を書いた。社長と同じ思いでやってみたい」とチャレンジしてくれました。繭は1本の糸からなるものです。ですから、真ん中からスッパリと切ってしまえばバラバラになってしまう。「糸口を探せ」といいますが、これは繭そのものを攻略するときの考え方で、フェルト状の表面にも必ず糸口がある。そこを探すのを諦めてしまうということは、根本を見誤るということになってしまいます。私が今までシルクフィブロインにこだわり、寄りそって製品を育ててきたのは、この根本をずっと大切にしている背景があります。

健康でいるという美しさを多くの方々に体験してほしい

シルクフィブロインは、身体のエラーを正常値に近づける作用が期待できます。人間の70%を占めるのは水分、つまり血液が健康の基本です。シルクは、全身を流れる血液を清浄し、きれいにする。これを証明するために、千人以上の臨床試験を行なってきました。どんな状況の方でも、4カ月サイクルで身体は生まれ変わります。みなさん、シルクを摂取してもらってちょうど4カ月目に血液検査の数値が正常に近づいています。私どもが機能性表示の獲得を目指しているのは、このデータによる確信があるからです。糸口から拾い上げた糸はだんだんと太くなり、今は両手でしっかりと握ることができる信頼に変わりました。
この「信頼」を利益に変えることは考えていません。信頼から得たものは、感謝で返したい。美しさとは、健康が作り出すものです。だからこそ、シルクは高齢社会となって久しい日本を元気にできる原動力だと思っています。そのために、世の中に『セラム』を普及させるのが、今も昔も変わらない目標です。

どこで達成したかは自分できめる「諦めない」=「集中力」

私は9歳で事故にあい、小学4年生を2回経験しました。車椅子で生活をし、入院も長かった。足に障害が残り、担任の先生から「運動会は見学しなさい」と言われたことを母に伝えると、猛烈に怒って学校に行くと言い出しました。「運動会は一等を取らなあかんのですか」校長室で母はこう言って抗議し、私は運動会に出ることになりました。当日、一生懸命走りましたが、リレーではビリ。お昼を食べに家族のところに戻ると、母がおにぎりを持ってワンワン泣いています。このとき、ハッと気がつきました。「身体に障害があっても、心の障害者になったらあかんよ」と、母が常々言っていたことの意味は、「チャレンジすることをあきらめてはいけない」だったのだと。母も障害を持っています。だからこそ、生きながら紡いだ言葉なのでしょう。母だけでなく、私の家族はみんなどこかに不安を持っているので、家族一丸、同じ気持ちだったのでしょうね。遊び・勉強・仕事、すべてにおいて、私はこの気持ちを忘れずにやってきました。やり遂げるということは、それを大切にするということですから、達成地点も自分で決めればいいわけです。シルクと一緒に歩み続けて、これからも歩んでいきますが、限定せず、何にでもチャレンジしていきたいと思っています。

そして、自分を支えてくれる人。会社のメンバー、パートナー企業、臨床実験に協力してくださった方々、そしてお客様。家族、友人。感謝の気持ちを表すのは、明るくいること。また会いたいね、また飲みたいね、と言われる人・企業であるよう、これからも邁進してまいります。

吉川 育矢 Ikuya Yoshikawa
略歴◎医療カウンセラー、大手美容関連企業セミナー講師、日本アトピッコファミリーサークル設立など、多彩な顔を持つ。2005 年にドクターセラム株式会社を設立、以来代表取締役。2014 年よりラジオパーソナリティや俳優活動などにも意欲的。
セラム 主力製品は人生のパートナー
「私の生きざまが入った製品」と言わしめるほどの信頼と期待を込めた製品
『セラム-シルクフィブロイン』は、医師の利用率が高く、まさに「人に教えたくない名品」との呼び声も高い。機能性表示取得に向け、昨年パッケージを一新、より幅広い層に向けて発信していく。
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